PowerLOG® PROシリーズの二重偏波クワッドリッジホーンアンテナは、非常に広帯域な性能と非常に高い送信出力が特徴です。
周波数が高くなるにつれて利得は最大約12dBiまで増加し、周波数にほぼ依存しない一定の電界強度を発生します。周波数によってアンプを再調整する必要がないため、PowerLOG® PRO 30600は特にEMIコンプライアンス試験に適しています。このため、校正や測定の手間が大幅に省けます。
PowerLOG® PRO 30600のもう一つの特徴は、入力が2つあることです。これにより、水平偏波または垂直偏波の測定を、エラーを起こしやすいアンテナの再設定なしで行うことができます。PowerLOG® 30600は送信と受信の両方の目的に適しています。最大送信出力が500Wと非常に高いため、PowerLOG®はEMCや干渉放射測定に特に適しています。アンテナには包括的な校正データが付属しています。
ハイライト
- 500W (CW)までの超高出力レベルに対応
- 直線的に増加する利得による一定の電界強度
- リビルドなしで水平・垂直測定が可能
- 校正データ付き
- スペクトラムアナライザによるEMC測定に最適
- 寸法510 x 507 x 507 mm
- 重量:8.8 kg
---