ABBはミッドレンジロボットシリーズをさらに拡充しました。IRB 2600は、強化された新機能を備えたシャープ世代の2番目のモデルです。IRB 2600は高い可搬質量を持つコンパクトなロボットです。設計はアーク溶接、マテリアルハンドリング、マシンテンディングなどの用途に最適化されています。IRB 2600には3つのバリエーションがあり、床置き、壁掛け、棚置き、傾斜設置、倒立設置が可能です。
主な特徴
シャープな精度
クラス最高の精度を誇るIRB 2600は、プロセス速度の向上とスクラップ率の低減による生産性の向上を実現します。これは、アーク溶接などのプロセスアプリケーションで特に有効です。TrueMove™モーションコントロールソフトウェアを使用することで、高い精度が得られます。
短いサイクルタイム
コンパクトで最適化された設計による軽量化により、IRB 2600は業界ベンチマークのサイクルタイムを最大25%短縮できます。QuickMove™モーションコントロールソフトウェアにより、達成可能な最大加速度はクラス最高で、最高速度も高速です。
広い動作範囲
広い作業範囲とフレキシブルな取り付けの組み合わせにより、補助装置に干渉することなく、サービス対象の機械に到達することが可能です。ロボットの配置を最適化することで、より高い生産性を実現します。
コンパクト設計
IRB 2600はIRB 4600と同じコンパクト設計です。IRB 2600では、ロボットを加工機の近くに配置することで、床面積を縮小した生産セルを構築することができます。IRB 2600は、下アームが真下に届きやすい設計になっています。
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