サイドマウントホイストS型は、フックがクレーンガーダーの横に配置されていることが特徴です。そのため、1tから10tまでのSWL範囲において、最適な最高フック位置が得られます。例えば、スパン35m以上のクレーンをシングルガーダークレーンとして設計することが可能です。モノレールホイストタイプ E を使用したシングルガーダークレーンに比べ、建物の高さを低く抑えることができるため、コストボリュームを抑えることができます。また、同程度の高さの2段クレーンと比較すると、クレーン軌道や建屋にかかる荷重が大幅に軽減されるため、コスト面でも有利になる場合が多い。
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