デジタル評価電子回路を内蔵したThermocont® STは、-100℃から+500℃までの温度を測定・監視するための小型センサーです。
4桁のデジタルディスプレイと2つのPNPスイッチング出力が内蔵されているため、ほとんどの場合、別の評価・表示装置は必要ありません。
機能
センサーに実装された抵抗器Pt100を通して、一定の電流が流れます。この電流は電圧降下につながり、測定された媒体の温度によって高くなったり低くなったりします。Pt100で生成された抵抗比例信号は、高解像度のプロセッサから記録され、設定に従って線形化および調整され、4〜20mAまたは0〜10Vの高解像度の出力信号に変換されます。
3つのキーとLEDディスプレイにより、センサーの測定範囲、-25.0 Kから+25.0 Kの範囲でのゼロ補正(例えば、容器の壁を通して生じる測定信号の散逸の抽出)、PNPスイッチング出力とダンピングの調整、故障時の動作と高速調整の解除を設定することが可能です。2つのPNPスイッチング出力のスイッチング状態は、各出力に1つのLEDで表示されます。
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