超音波検査機器 A2051 ScaUT

厚さ溶接チューブ用

A2051 ScaUTシステムは、超音波を送受信する2つのマルチエレメントアンテナアレイと、超音波感度を最大化するように設計されたデジタル集束アパーチャ（DFA）アルゴリズムで構成され、きずを識別し、きずの種類を分類し、等価断面積を決定して溶接ビードの完全な検査を行います。 1タンク分のカップリング材で10m以上の溶接部を検査できる低流量で、一定の音響接触が得られます。カップリング材の一定流量は、アンテナアレイに内蔵されたインジェクターを通して供給されます。 レーザー光学チャンネルは、溶接軸に対するアンテナ・アレイの位置を連続的に測定します。 内蔵モーターを動力源とするマグネットホイールが、パイプ外面を360°の経路に沿って安全にトラバースします。 3D傾斜計センサーと内蔵の全地球測位システム(GPS)「GLONASS Galileo」により、収集データの地理参照も可能です。 ブルートゥース・プラットフォームを介したシステムの完全なリモート・コントロール機能により、大音量のエリアでの検査プロセスを監視し、スキャナーの動きを制御することができます。 検出された欠陥リストは、内蔵ディスプレイに表示されます、 リチウム鉄ポリマーの内蔵バッテリーは、1回15分の充電で4時間の連続使用が可能です。 アプリケーション A2051 スキャナーシステムは、厚さ 4 ～ 40 mm、最小曲率半径 300 mm の鋼鉄/金属構造物の複雑な溶接検査を自動化するために使用します。