5MHz~21MHzのマスタ・クロック入力周波数
オフセット・ドリフトと温度の関係:±0.25μV/°C(最大)
S/N比:82dB(代表値)
16ビットのノー・ミス・コード
フルスケール・アナログ入力電圧範囲:±64mV
有効ビット数:13ビット(代表値)
IDD1:10mA(最大)
内蔵デジタル・アイソレータ
動作温度範囲
−40℃~+125℃(16ピンSOIC_W)
−40℃~+105℃(8ピンSOIC_IC)
高アイソレーション・コモンモード過渡耐圧:
150kV/μs(最小)、VDD2 = 3.3V
ワイド・ボディSOIC
16ピンSOIC_W
沿面距離を増やした8ピンSOIC_IC
安全性と規制に対する認定
UL認定
1分間で5700V(実効値)、UL 1577規格に準拠
CSA Component Acceptance Notice 5Aに準拠
VDE適合性認定
DIN V VDE V 0884-10:VIORM = 1270VPEAK
DIN V VDE V 0884-11:VIORM = 1060VPEAK(申請中)
ADuM7704は、アナログ入力信号を高速の1ビット・データ・ストリームに変換する高性能の2次Σ-Δ変調器で、アナログ・デバイセズのiCoupler®技術を用いたオンチップ・デジタル・アイソレーション回路を内蔵しています。このデバイスは4.5V~20Vの電源電圧範囲(VDD1)で動作し、±50mV(フルスケールで±64mV)の疑似差動入力信号に対応します。疑似差動入力は、電気的絶縁が必須となる高電圧アプリケーションでのシャント電圧モニタリングに最適です。
アナログ入力は高性能のアナログ変調器によって連続的にサンプリングされ、最大21MHzのデータ・レートで1の出力頻度を示すデジタル出力ストリームに変換されます。256のデシメーション・レシオと20MHzのマスタ・クロック、78.1kSPSで82dBのS/N比(SNR)を達成する適切なsinc3デジタル・フィルタを使用することによって、元の情報へと再構成できます。シリアル入出力は5Vまたは3.3V電源(VDD2)で動作します。
シリアル・インターフェースはデジタル絶縁されています。オンチップでの絶縁は、高速相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術とモノリシック・トランス技術の組み合わせによって、フォトカプラ・デバイスなどの置換品よりも優れた性能特性を提供します。ADuM7704デバイスは、動作温度範囲が−40°C~+125°Cの16ピン、ワイド・ボディSOIC_Wパッケージと、動作温度範囲が−40°C~+105°Cの8ピン、ワイド・ボディSOIC_ICパッケージを採用しています。