デュアル16ビット/14ビットADCファミリ
デュアル同時サンプリング
疑似差動アナログ入力
4MSPSのスループット変換レート
S/N比(代表値)
87.5dB、VREF = 3.3V(16ビットAD7383の外部リファレンス)
83.5dB、VREF = 3.3V(14ビットAD7384の外部リファレンス)
93.4dB(RES = 1、OSR = 8)
内蔵オーバーサンプリング機能
分解能増強機能
INL誤差(最大値)
2.5LSBs(16ビットAD7383)
1.0LSB(14ビットAD7384)
2.5Vの内部リファレンス
高速シリアル・インターフェース
−40°C~+125°Cで動作
16ピンLFCSP、3mm × 3mm
アラート機能
16ビットのAD7383および14ビットのAD7384は、3.0V~3.6V電源で動作し、最大4MSPまでのスループット・レートに対応する、デュアル同時サンプリング、高速、低消費電力、逐次比較レジスタ(SAR)、逐次比較型の A/Dコンバータ(ADC)のピン互換ファミリです。アナログ入力は疑似差動入力タイプで、CSの立下がりエッジでサンプリングと変換が行われます。
集積化内蔵・オーバーサンプリング・ブロックによってダイナミック・レンジが広がり、低帯域幅でのノイズが軽減されます。内部2.5Vリファレンスのバッファ付き。代わりに、最大3.3Vの外部リファレンスを使用することも可能です。
変換プロセスとデータ・アクイジションでは標準的なコントロール入力を使用しているため、マイクロプロセッサやデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)と容易にインターフェース接続できます。また、別個のロジック電源を使用することにより、1.8V/2.5V/3.3Vのインターフェースに対応します。
AD7383およびAD7384は16ピンのリード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)で供給され、動作温度範囲は-40°C~+125°Cで仕様規定されています。
多機能ピンの名称は、該当する機能でのみ参照されることがあります。