広い入力電圧範囲:2.75V~18V
バイアス入力電圧範囲:4.5V~18V
最高150℃のジャンクション温度で動作
帰還電圧精度:−0.62%~+0.69%(ジャンクション温度:−40℃~+125℃)
チャンネル1およびチャンネル2:7Aの同期整流式降圧レギュレータ(9.4Aの最小バレー電流制限値)
チャンネル1およびチャンネル2:並列動作時に14Aの出力
チャンネル3:3Aの同期整流式降圧レギュレータ(4.2Aの最小バレー電流制限値)
スイッチング周波数の調整可能範囲:250kHz~2500kHz
高速負荷過渡応答に対する外部補償
0.615Vの正確なリファレンス電圧を持つ高精度イネーブル・ピン
プログラマブルなパワーアップ・シーケンスとパワーダウン・シーケンス
FPWMモードとPSMモードが選択可能
周波数同期の入力または出力
3チャンネルに対するパワーグッド・フラグ
アクティブ出力放電スイッチ
UVLO、過電流保護、TSD保護
43端子、5mm × 5.5mmのLGAパッケージ
ADP5056は43端子ランド・グリッド・アレイ(LGA)パッケージに3個の高性能降圧レギュレータを組み込み、性能とボード・スペースに対する厳しい条件をクリアします。このデバイスは、プリレギュレータなしで最大18Vの高入力電圧への直接接続を可能にします。
全チャンネルにハイサイドおよびローサイド金属酸化膜電界効果トランジスタ(MOSFET)が集積され、効率が最適化されたソリューションを実現します。チャンネル1とチャンネル2は、3.5Aまたは7Aに設定可能な出力電流を供給します。または並列動作で最大14Aの単一出力が可能です。チャンネル3は、1.5Aまたは3Aに設定可能な出力電流を供給します。
ADP5056のスイッチング周波数は、プログラム可能または外部クロックに同期可能です。各チャンネルにイネーブル・ピン(ENx)ピンがあるため、パワーアップ・シーケンスが容易になり、低電圧ロックアウト(UVLO)閾値も調整可能です。
このデバイスには、スタートアップ/シャットダウン・シーケンス制御、強制パルス幅変調/パワー・セービング・モード(FPWM/RSM)選択、出力放電スイッチ、パワーグッド信号などの機能が内蔵されています。
ADP5056の定格ジャンクション温度は、−40ºC~+150ºCです。