デュアル出力(個々の出力電流は2A)
高効率:19mΩ NMOSおよび75mΩ PMOS
広帯域幅、高速過渡応答
スイッチング周波数(10MHzまで同期可能)
VIN範囲:2.25V~5.5V
VOUT 範囲:0.5V~VIN
VOUT精度:±1%
低リップル・バースト・モード®動作
ピーク電流モードの制御
最小オン時間:25ns
過負荷におけるインダクタの飽和状態に対する安全な耐性
シャットダウン電流:1.2µA
高精度な400mVのイネーブル閾値
内部ソフトスタート機能と補償機能
パワーグッド出力
低プロファイル熱強化型12ピン
2mm × 2mm × 0.74mm LQFNパッケージ
オートモーティブ・アプリケーション向けのAEC-Q100認定済み
LTC3315Bは、デュアル2Aモノリシック同期型降圧コンバータです。2.25V~5.5Vの入力電圧範囲で動作し、性能要件が厳しい一方でスペースに制約のあるアプリケーションに1パッケージで対応できます。固定周波数および最大10MHzのスイッチング周波数でのピーク電流モード制御を使用することで、極めて小さなアプリケーション・フットプリントでありながら、25nsの最小オン時間、両降圧コンバータで高効率かつ高速の過渡応答を実現しています。
LTC3315Bは、低ノイズの強制連続モードまたはパルス・スキップ・モード、または軽負荷の高効率バースト・モード®で動作します。一般的な降圧スイッチング周波数は6MHzで、MODE/SYNCピンを通じて外部発振器と同期できます。
LTC3315Bは、出力を500mVもの低圧に調整することが可能です。更に、高精度のイネーブル閾値、パワーグッド信号、出力の過電圧保護、サーマル・シャットダウン、出力短絡の回路保護、100%デューティ・サイクルの低ドロップアウト動作の各機能を搭載しています。LTC3315Bは小型2mm × 2mm LQFNパッケージを採用しています。