A2Bバス機能
ライン・トポロジ
単一マスタ、複数スレーブ
ノード間は最大15m、ケーブル全長は最大40m
遠距離通信
同期データ
マルチチャンネルI2S/TDM - I2S/TDM
同期クロック、すべてのノードで位相をアライン
低遅延スレーブ間通信
制御およびステータス情報I2C - I2C
GPIOと割込み
バス電源またはローカル電源スレーブ・ノード
SigmaStudio グラフィカル・ソフトウェア・ツールを使用して設定可能
オートモーティブ・アプリケーション向けのAEC-Q100認定済み
A2Bトランシーバー機能
設定可能なA2Bバス・マスタまたはスレーブ動作
I2Cインターフェース
8ビット~32ビット・マルチチャンネルI2S/TDMインターフェース
プログラマブルI2S/TDMデータ・レート
最大32個のアップストリームおよび32個のダウンストリーム・チャンネル
PDMインターフェース
プログラマブルPDMクロック・レート
最大4個の高ダイナミック・レンジ・マイクロフォン入力
最大4個のPDMマイクロフォンを使用したI2Sデータの同時受信
トランシーバーごとに一意のIDレジスタ
クロスオーバーまたは直線ケーブル
EMC性能を最適化するプログラマブル設定
A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)には、ノード間が最大15mの長距離マルチチャンネルI2S/TDMリンクが装備されています。双方向同期パルス・コード変調(PCM)データ(デジタル・オーディオなど)、クロック、同期信号を1本のワイヤ・ペアに埋め込みます。A2Bでは、直接ポイントtoポイント接続がサポートされ、様々な場所にある複数のデイジーチェーン・ノードが、時分割マルチプレクサ(TDM)チャンネル・コンテンツを提供したり、利用したりできます。
A2Bは、単一マスタ、複数スレーブのシステムであり、ホスト・コントローラにあるトランシーバーがマスタになります。マスタは、すべてのスレーブ・ノードのクロック、同期、フレーミングを生成します。マスタA2Bトランシーバーは、設定とリードバックのために制御ポート(I2C)経由でプログラマブルです。この制御ポートの延長部分がA2Bデータ・ストリームに埋め込まれており、スレーブ・トランシーバー上のレジスタおよびステータス情報への直接アクセスが可能になります。また、I2CおよびI2C間の遠距離通信も可能になります。