DC結合、50Ωに整合した出力
最大4.3dBmの出力電力、9GHzで−9.5dBm
DACコア更新レート:2 × NRZモード時で12.0GSPS(最小)
広いアナログ帯域幅
2 × NRZモード時でDC~9.0GHz(12.0GSPS DAC更新レート)
Mix-Mode時で1.0GHz~8.0GHz(6.0GSPS DAC更新レート)
NRZモード時でDC~4.5GHz(6.0GSPS DAC更新レート)
2 × NRZモード時で4.88Wの消費電力(10GSPS DAC更新レート)
バイパス可能なデータパス・インターポレーション
2×, 3×, 4×, 6×, 8×, 12×, 16×, 24×
瞬時(複素)信号帯域幅
5GHz(2 × インターポレーション)で2.25GHzのデバイス・クロック
6GHz(3 × インターポレーション)で1.8GHzのデバイス・クロック
高速周波数ホッピング
内蔵biCMOSバッファ・アンプ
AD91661は高性能な広帯域の内蔵ベクトル信号発生器で、高速JESD204Bシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)インターフェース、フレキシブル16ビット・デジタル・データパス、同相/直交位相(I/Q)D/Aコンバータ(DAC)コア、および最大10GHzの50Ω負荷に整合された、内蔵の差動シングルエンド出力バッファ・アンプで構成されています。
DACコアはクワッド・スイッチ・アーキテクチャをベースとしており、設定により、実効DACコア更新レートを6.4GHz DAC入力サンプリング・クロックから、通常、最大9.0GHzの差動入力の+側のDCのアナログ出力帯域幅で、12.8GSPSまで上げることができます。デジタル・データパスには、複数のインターポレーション・フィルタ段、高速周波数ホッピング(FFH)をサポートする複数の数値制御発振器(NCO)を備えたダイレクト・デジタル・シンセサイザ(DDS)ブロック、フレキシブルなスペクトル・プランニングを可能にする追加のFIR85および反転sincフィルタ段が含まれています。
差動シングルエンド・バッファによって、広帯域バランが不要になり、DACコアのすべてのアナログ出力帯域幅をサポートします。出力のDCカップリングにより、外付けバイアス・ティーや同様の回路なしで、ベースバンド波形生成が可能です。そのため、AD9166は最も要求の厳しい超広帯域無線周波数(RF)送信アプリケーションに適した、またとない製品です。