10BASE-Te/100BASE-TX IEEE® 802.3™準拠
MII、RMII、およびRGMII MACインターフェース
100BASE-TX RGMII遅延送信:<124ns、<250nsの受信
100BASE-TX MII遅延送信:<52ns、<248nsの受信
EMC試験規格
IEC 61000-4-5サージ(±4kV)
IEC 61000-4-4電気高速トランジェント(EFT)(±4kV)
IEC 61000-4-6伝導耐性(10V)
EN55032放射妨害波(クラスA)
EN55032伝導放射(クラスB)
マルチレベル・ピン・ストラップを使用した非管理構成
IEEE 802.3azに準拠したEEE
IEEE 1588タイム・スタンプ・サポートのためのパケット開始検出
リンク検出の性能向上
設定可能LED
水晶発振器/クロック入力:25MHz
25MHz/125MHz同期クロック出力
小型パッケージと広い動作温度範囲
32ピン、5mm × 5mm LFCSP
−40°C~+105°Cおよび−40°C~+85°Cの周辺運用で仕様規定
低消費電力
100BASE-TXで139mW
3.3V/2.5V/1.8V MACインターフェースVDDIO電源
単電源動作:3.3V VDDIO
電源モニタとPORを内蔵
ADIN1200は、低遅延仕様の低消費電力、単一ポートの10/100Mbpsイーサネット・トランシーバーで、産業用イーサネット・アプリケーション向けに設計されています。
この設計は、Energy Efficient Ethernet(EEE)物理層デバイス(PHY)コアと、関連するすべての一般的なアナログ回路、入出力クロック・バッファリング、マネージメント・インターフェース、サブシステム・レジスタ、メディア・アクセス制御(MAC)インターフェース、リセット/クロック制御およびピン配置を管理するためのコントロール・ロジックを内蔵しています。
ADIN1200は、5mm × 5mmの32ピン・リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)を採用し、3.3V MACインターフェース電源を使用すると想定して、3.3Vの単電源で動作することができます。システム・レベルでの設計で最大限の柔軟性を得るために、独立したVDDIO電源を使用して管理データ入出力(MDIO)およびMACインターフェース電源電圧をADIN1200上の他の回路から独立して構成することで、1.8V、2.5Vまたは3.3Vで動作することができます。パワーアップ時、各電源が最小立上がり閾値を上回り、電源が良好であると見なされるまで、ADIN1200はハードウェア・リセット状態が保たれます。電圧低下に対しては、電源を監視して1個以上の電源が立下がり閾値を下回っていないかを検出し、下回っていた場合は電源が戻ってパワー・オン・リセット(POR)回路を満たすまでデバイスをハードウェア・リセット状態に保つことで保護されています。
MIIマネージメント・インターフェース(MDIOインターフェースとも呼ばれます)は、ホスト・プロセッサまたはMACとADIN1200の間に2線式シリアル・インターフェースを提供し、PHYコア・マネージメント・レジスタで制御情報とステータス情報へのアクセスを可能にします。インターフェースは、IEEE® 802.3™規格の条項22と条項45の両方の管理フレーム構造に準拠しています。