10BASE-Te/100BASE-TX/1000BASE-T IEEE® 802.3™準拠MII、RMIIおよびRGMII MACインターフェース
1000BASE-T RGMII遅延:送信 < 68ns、受信 < 226ns
100BASE-TX MII遅延:送信 < 52ns、受信 < 248ns
EMC試験規格:
IEC 61000-4-5サージ(±4kV)
IEC 61000-4-4電気高速トランジェント(EFT)(±4kV)
IEC 61000-4-2 ESD(±6kVの接触放電)
IEC 61000-4-6伝導耐性(10V)
EN55032放射妨害波(クラスA)
EN55032伝導放射(クラスA)
マルチレベル・ピン・ストラップを使用した非管理構成
IEEE 802.3az準拠のEEE
IEEE 1588タイム・スタンプ・サポートのためのパケット開始検出
リンク検出の性能向上
設定可能LED
水晶発振器周波数/25MHzクロック入力周波数(RMII用は50MHz)
25MHz/125MHz同期クロック出力
小型パッケージと広い動作温度範囲
40ピン(6mm x 6mm)LFCSP
−40°C~+105°Cの周辺温度で動作仕様規定
低消費電力
330mW(1000BASE-T)
140mW(100BASE-TX)
3.3V/2.5V/1.8V MACインターフェースVDDIO電源
電源モニタとPORを内蔵
ADIN1300は、低消費電力で単一ポートのギガビット・イーサネット・トランシーバーで、主に産業用イーサネット・アプリケーション向けに、低遅延、低消費電力の仕様となっています。
この設計では、関連するすべての一般的なアナログ回路、入出力クロック・バッファリング、管理インターフェース、サブシステム・レジスタを備えたEnergy Efficient Ethernet(EEE)物理層(PHY)コアと、MACインターフェース、および、リセット/クロック制御およびピン配置を管理する制御ロジックが統合されています。
ADIN1300は、6mm x 6mmの40ピン・リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)を採用しています。デバイスは、3.3VのMACインターフェース電源の使用を想定して、最小限0.9Vと3.3Vの2つの電源で動作できます。システム・レベル設計での柔軟性を最大限に高めたい場合は、独立したVDDIO電源を使用して管理用データ入出力(MDIO)およびMACインターフェース電源電圧をADIN1300上の他の回路から独立して構成することで、1.8V、2.5Vまたは3.3Vで動作させることができます。パワーアップ時、各電源が最小立上がり閾値を上回り、電源が良好であると見なされるまで、ADIN1300はハードウェア・リセット状態が保たれます。電源を監視して、少なくとも1個の電源が最小下降時閾値(データシートの表17参照)未満に低下したことを検出するとブラウンアウト保護を実行し、電源が復帰しパワーオン・リセット(POR)回路が起動するまで、デバイスをハードウェア・リセットの状態に保持します。