主な特長
低出力クアッドコア Intel® Atom™ SoC
最大 4GB DDR3L-1333 ECC はんだ付けメモリ
オンボード 32GB SSD 対応
システム状態監視用の Smart Embedded Management Agent (SEMA)
オプションの追加 GbE ポート、MIL-STD M12 接続
ADLINK cPCI-3620 シリーズは、クアッドコア Intel® Atom SoC と最大 4 GB の DDR3L-1333 ECC はんだ付けメモリ特長とした 3U CompactPCI® プロセッサブレードです。 cPCI-3620 シリーズはシングルスロット (4HP) またはデュアルスロット (8HP) 幅サイズでご利用いただけるほか、各種ドーターボードで幅広い I/O ニーズに対応することができます。シングルスロット (4HP) バージョンのフロントパネル I/O には USB 3.0 x1、RJ-45 GbE x2、 VGA ポート x1 が含まれます(全バージョンに共通)。デュアルスロット (8HP) バージョンのフロントパネル I/O には、cPCI-3620D では USB 2.0 x2、COM x1、 PS/2KB/MS x1、ライン入出力が用意されています。cPCI-3620T についてはMIL-STD M12 で GbE x2、COM x1 が追加されています。もうひとつのデュアルスロットオプションはレイヤー 2 に XMC サイトが追加された cPCI-3620S となります。さらに、フロントパネルに I/O がない場合、シングルスロットオプションが LED を提供します (cPCI-3620N)。
グラフィックサポートは SoC に統合されています。ストレージオプションには、オンボード 32GB SSD(オプション)およびレイヤー 2 ライザーカードでの 2.5 インチ SATA ドライブが含まれます (cPCI-3620D/T)。デュアルスロット cPCI-3620S バージョンではオプションの PCI 32 ビット/66 MHz PCIe x1 XMC サイトがご利用になれます。リア I/O シグナルから J2 へは GbE x2、VGA x1、USB 2.0 x1、COM x2、SATA 3 Gb/s x1 を含み、オプションのリアトランジションモジュール (RTM) による拡張を提供します。
cPCI-3620 は輸送、防衛、工場のオートメーション、その他の優れたデータ転送機能、高度な電算能力、省電力性が求められる各工業に理想的なソリューションです。ADLINK cPCI-3620 は高い管理性を提供するほか、周辺機器スロットでスタンドアロンブレードとして遠隔モードの操作を可能にし、さらにシステム状態の監視用に SEMA (Smart Embedded Management Agent) にも対応しています。