PR103は、Ethernetポートと2つのRS485インターフェース、Modbus TCPとModbus RTU/ASCIIプロトコルにより、拡張通信機能を備えたMini-PLCです。フィールド/制御レベルではRS485インターフェースを介してModbus RTU/ASCIIで通信し、PR103はイーサネットポートとModbus TCPを使用してオートメーションピラミッドの監視レベルにデータを「ブリッジ」することができます。
PR103 Mini-PLCは、10個のデジタル入力、8個のデジタル出力、6個のアナログ入力、2個のアナログ出力を装備しています。さらに、10個のデジタル入力のうち4個は、100kHzエンコーダからの信号を処理するパルスカウンタとして使用できます。アナログ入力は設定可能で、4-20 mAまたは0-10 Vの標準リニア信号だけでなく、幅広いRTD、NTC/PTCで動作します。さらに、内蔵I/Oは、PRMシリーズの拡張モジュールを2つまで使用して直接拡張することができます。
内蔵フラッシュメモリにより、アナログ入出力の値、パルスカウンタ、デバイスステータスなどのロギングが可能です。ファイルはCSV形式で保存され、Excelなど、ほとんどの表計算エディタで実行できます。
PR103は、制御盤内のDINレールに設置できるように設計されており、-40℃までの非加熱環境でも、+55℃までの加熱環境でも動作します。
ユーザープログラムは、akYtec ALPプログラミング・ソフトウェアにファンクション・ブロック・ダイアグラム言語で記述します。制御アルゴリズムは、マイクロUSBケーブル接続によりデバイスのメモリにロードされます。
機能と特徴
イーサネットポート(Modbus TCP、クライアント/サーバー)
2x RS485インターフェース (Modbus RTU/ASCII, マスター/スレーブ)
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