ピニオンラックプレスの使いやすさと油圧プレスの強さを両立させた
システム
MOPシリーズのプレスは、最大6barの圧縮空気で作動します。
内蔵された昇圧装置により、オペレーターの負担なく高い推力を得ることができます。
ラックプレスの実用性と油圧プレスの推力を兼ね備えています。
動作原理
1 - プレス静止状態
2 - 接近ストローク
レバーを操作すると、ラック/ピニオン機構によりステムが下降し、工具がワークピースに接近します。
3 - スリップクラッチストローク
レバーを下げると、フォースインテンシファイアが作動します。
4 - パワーストローク
サイドボタンを押すと、空気圧式増力装置が作動ストロークを実行します。
手動操作の利点
MOPプレスは、手動レバーによるワークへのアプローチと、独立した増圧装置によるプレス力の組み合わせにより、様々な利点をもたらします:
簡単な操作
レバーを下げるだけで、プレスする部品に近づくことができ、力を入れる必要がありません。
油圧は自動で切り替わるので、オペレーターの負担はありません。
接点のコントロール
ロッドの下降中、作業者はワークとの接触点を正確にコントロールすることができ、簡単かつ正確にその点を中心に置くことができます。
静粛性
プレスの騒音は、プレスストロークの発展段階に限られ、法律で定められた低レベルの範囲に収まります。
エコノミー
ワークへのアプローチとリターンの段階は、完全に手動で、オペレーターがコントロールします。
そのため、エネルギー消費量も抑えられています。
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