補間回路 GC-IP201 および GC-IP201B は、正弦波出力信号を持つインクリメンタル位置・角度測定システムの分解能を向上させるために使用されます。これらのインクリメンタルセンサからの信号は、AMACによって特許取得済みの内部ゲインおよびオフセット制御を受けた後、最大256回まで補間されます。このICには3つの計装用アンプが含まれており、電圧インターフェースや測定ブリッジを持つセンサーを直接接続することができます。電流インターフェースやフォトダイオードアレイを持つセンサーは、簡単な外部配線で対応できます。調整可能なアナログローパスフィルタにより、センサ信号のノイズを低減します。また、デジタルヒステリシスにより、低入力周波数や静止状態での出力信号のエッジノイズを抑制することができます。本ICでは、センサーの信号品質を9つの基準で監視しています。4実装されている出力インタフェースABZ、SPI、SSI、BiSS(唯一のGC-IP201B)とそのようなマルチレベルのトリガ信号処理、統合タイマー、統合マルチターンカウンタ、基準点を調整するためのオプションとゼロ位置を設定および保存できる距離コーディングされた基準マークの評価、工業制御上または非常に高速マルチチャンネル位置測定システムのICの直接使用などの他の機能です。また、このICは絶対位置測定システムでの使用も可能です。
- 内挿分割数 20 ...256
- 出力信号ABZ、SPI、SSI、BiSS (GC-IP201B)
- 入力周波数 max.440 kHz
- EEPROM、多回転カウンタ、リファレンスマーク調整機能
- 入力ローパスフィルタ調整可能 10kHz~450kHz
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