- 動作電圧3.3Vの距離・角度測定用エンコーダおよびインターポレータ用に5Vのレベル調整機能を搭載
- 外部スイッチング用3.3Vリニアレギュレータを内蔵、リニアレギュレータはスイッチオフが可能
- 4チャンネル
- 差動入力またはシングルエンド入力
- ハイ・インプット・インピーダンス
- 差動出力
- 1.5 MHzカットオフ周波数
- ゲインは0または-3.5dBに調整可能
- チャンネル4はスイッチオフ可能
- ケースなし、またはQFN32(5x5x0.8 mm)で提供可能
4チャンネルレベルコンバータ回路(レベルシフタ)GC-LSは、距離や角度測定用の5Vエンコーダと動作電圧3.3Vのインターポレータの間のレベル調整に使用されるものです。標準的なエンコーダと計測ブリッジは、動作電圧5V、出力信号の平均レベルは通常約2.5Vで動作しています。これらのエンコーダを3.3Vのシステムに接続するには、GC-LSを使用してセンターレベルと振幅の変換を行うことが可能です。この変換は、「シングルエンド↔ディファレンシャル」または「ディファレンシャル↔ディファレンシャル」です。これにより、GC-LSは「シングルエンド」から「差動」への変換ICとして、さらなる応用分野を広げることができます。GC-LS は,4 チャンネルを搭載しており,基準線付きインクリメンタル測定システムや2 トラックバーニアシステムに適しています。高インピーダンスのインスツルメンテーション・アンプを入力とし、測定信号は高抵抗の測定ブリッジにより、そのまま出力に伝達されます。また、5V-3.3V レギュレータを内蔵していますので、レベルコンバータ GC-LS と 3.3V インターポレータ(GC-NIP、GC-IP201(B)等)からなる 5V システムを回路部品を追加することなく実装することが可能です。
---