ADRF5022は、シリコン・プロセスで製造された無反射型単極双投(SPDT)スイッチです。
2.3dBの挿入損失(代表値)および43dBのアイソレーション(代表値)において、100MHz~45GHzで動作します。このデバイスのRF入力電力処理機能は、スルー・パスが30dBm、終端パスが24dBm、RF共通ポートのホット・スイッチングが30dBmです。
ADRF5022は+3.3Vの正電源と−3.3Vの負電源を必要とし、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)互換/低電圧トランジスタ-トランジスタ・ロジック(LVTTL)互換の制御を使用します。
ADRF5022は、負電源電圧(VSS)をグラウンドに接続し、正側(供給)単電源電圧(VDD)を印加する場合も動作します。この動作状態では、スイッチング特性、直線性、および電力処理性能はディレーティングされますが、小信号性能は維持されます。詳細については、データシートの表2を参照してください。
ADRF5022は、9kHz~45GHzで動作するADRF5023(低周波カットオフ・バージョン)とのピン互換性を備えています。
ADRF5022は、20端子、3.0mm × 3.0mmのRoHS準拠ランド・グリッド・アレイ(LGA)パッケージで提供され、 −40°C~+105°Cで動作可能です。
アプリケーション
試験および計測器
セルラ・インフラストラクチャ:5G用ミリ波
防衛用無線、レーダー、電子対抗手段(ECM)
マイクロ波無線および超小型地球局(VSAT)
工業用スキャナ