iSensor®であるADIS16480は、全機能内蔵の慣性システムで、3軸のジャイロスコープと3軸の加速度センサー、3軸の磁力メータおよび圧力センサー、ダイナミック方向検出のための拡張カルマン・フィルタ(EKF)内蔵しています。
ADIS16480内の各慣性センサーは、業界最先端のiMEMS®技術と、ダイナミック性能を最適化する信号処理技術を組み合わせています。各センサーの感度、バイアス、位置合わせ、及び加速度の直線化(ジャイロ・バイアス)は、工場での校正で特性化されています。結果として、各センサーは、それ自身のダイナミック補償形態を持つため、高精度なセンサー計測を提供します。このセンサーは、拡張カルマン・フィルタと相関し処理されます、これによって自動適応型フィルタリングおよびユーザ・プログラマブル・チューニングの両方が提供されます。従って、IMU出力に加えて、このデバイスは、ローカル・ナビゲーション・フレーム内で、安定した4次元のオイラー角および回転マトリクス出力を提供します。
ADIS16480は、工業システムに対して、高精度な多軸の慣性センサーを内蔵した、簡潔でコスト効率の良い解決法を提供します。(特にディスクリート設計の複雑さと投資効率と比較した場合。)全ての必要な動的テストと校正は、工場での製造工程に組み込まれており、システムへの集積化の時間を大幅に削減します。微妙な直交性の位置調整が施されているため、ナビゲーション・システムでの初期フレーム調整が簡素化されます。SPIインターフェースとレジスタ構成は、より簡潔にデータ収集と構成制御を提供します。
ADIS16480は、ADIS16488Aと同じフットプリントとコネクター・システムを採用していますので、アップグレード処理は非常に簡素化されます。この製品は、約47mm×44mm×14mmのモジュールで供給され、標準コネクタ・インターフェースを持っています。ADIS16480は、温度範囲-40~+105℃にわたる動作を提供します。
アプリケーション
プラットフォーム安定化の制御と調整
ナビゲーション
計測機器
ロボット