ADAQ4001はμModule®高精度データ収集(DAQ)、シグナルチェーン・ソリューションで、コンポーネントの選択、最適化、レイアウトといったシグナルチェーン設計の課題を設計者からデバイスに移すことにより、高精度測定システムの開発サイクルを短縮します。
システム・イン・パッケージ(SIP)技術を採用したADAQ4001は、複数の一般的な信号処理およびコンディショニング・ブロックを1つのデバイスに統合することで、エンドシステムの部品点数を削減します。これらのブロックには、高分解能16ビット、2MSPS逐次比較レジスタ(SAR)、アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)、低ノイズ完全差動ADCドライバ・アンプ(FDA)、安定した基準バッファが含まれます。
アナログ・デバイセズ社のiPassives®技術を採用したADAQ4001は、優れたマッチングとドリフト特性を持つ重要な受動部品も内蔵しており、温度依存のエラー源を最小限に抑え、最適化された性能を提供します(データシートの図1を参照)。このシグナルチェーン・ソリューションを7mm×7mm、0.80mmピッチの小型49ボールCSP_BGAに搭載することで、性能を犠牲にすることなくコンパクトなフォームファクタ設計を可能にし、エンドシステムの部品表管理を簡素化します。このレベルのシステム統合により、ADAQ4001はプリント回路基板(PCB)レイアウトの影響を受けにくくなると同時に、幅広い信号レベルに適応する柔軟性を備えています。
SPI(Serial Peripheral Interface)互換のシリアル・ユーザー・インターフェースは、別個のVIO電源を使用して、1.8 V、2.5 V、3 V、または5 Vロジックに対応しています。ADAQ4001の仕様動作温度は-40°C~+125°Cです。
アプリケーション
自動テスト装置
マシンオートメーション
プロセス制御
医療機器
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