直交軸歯車減速機 MSR

> 10 kNm2 - 5 kNmコンパクト

MSR 2-Speed VTL ターンテーブルは、2つの直角2速ギアボックスを組み合わせて、高出力旋削とミーリング用の精密なC-Axisモーションを行う新しい技術です。MSRの出力ピニオンは、ターンテーブルのリングギアと噛み合っています。回転モードでは、2つのモーター・ギアボックスが共に動作し、負荷を分担（50％～50％）することで、モーターサイズを従来のメインドライブモーターの1/2に抑えています。位置決め・ミーリング（C軸）モードでは、一方のギアボックスが他方のギアボックスに対して予圧をかけ、バックラッシュをなくし、正確な位置決めを実現します。さらに、変速比を変えることで、高速回転と低速高トルクのミーリングが必要な速度域をカバーすることができます。 旋削時には全負荷をかけ、ミーリング時にはバックラッシュをキャンセルします。 MSRは、VTLターンテーブルのキネマティクスを劇的に簡素化し、速度範囲、トルク、精度に関して高い性能を保証するコンパクトなシステムです。 その他の2速ギアボックスの設計はこちら 特徴 24V DCモーター、空気圧または油圧アクチュエータによる速度変更作動 近接スイッチによる減速比制御 95%の効率 静かな動作音 コンパクトなプラネタリーギアとスパイラルベベルギアを組み合わせたライトアングル設計。 入力フランジは、ほとんどの標準的なスピンドルドライブモータに対応 出力軸または中空スプライン接続 ピニオンドライブの荷重と同心度要件に対応した最適な出力ベアリング配列