Dragonflyは、細胞内(nm)から生物全体(cm)までの優れた多次元画像を提供し、大幅に生産性を向上させることができます。
その比類なきスピードと感度の組み合わせにより、研究者は未知のダイナミックな事象を発見し、生きた生物を何日も観察することが可能になります。新しい B-TIRF と超解像モジュールは、ウイルス感染のダイナミクスやクロマチンやオルガネラの超微細構造などを明らかにします。
共焦点顕微鏡の常識を覆す...
Dragonfly 600 スピニングディスク型共焦点顕微鏡は、産業分野および学術分野のユーザーに対して、優れたパフォーマンスを提供します。共焦点、落射蛍光、TIRFに対応した超解像ソリューションを統合しています。さらに、新開発のハイパワーレーザーエンジン(HLE)と、Borealis®照明、B-TIRF(Borealis TIRF)を利用した新しいTIRFイメージングモダリティを搭載し、容易なセットアップ、より均一な照明、視野全体にわたってより有用なデータを取得することができます。
神経科学
グリア細胞、軸索輸送、大きな組織切片、拡大サンプル(Expansion Microscopy)、超解像樹状突起スパイン(SMLM)などのイメージングにおいて、Dragonflyは最適な装置といえます。
• ディープイメージングと高速スキャンを組み合わせ、より多くの知見をこれまでにない速さで得ることが可能。
• 繊細な試料を優しく、長時間撮像。
• カルシウムシグナルなどの高速事象をイメージ化。
細胞生物学
高感度、低光毒性/光退色、高速性は、微小管ダイナミクスや細胞内オルガネラのトラフィッキングなどのライブセルイメージングアプリケーションに理想的な機能です。
B-TIRFは、小胞の融合や膜受容体の移動など、カバースリップの端で起こるライブイベントに対応することができます。B-TIRFはSMLMアプリケーションにおいて高いS/N比を実現します。
HLEは、あらゆるイメージングモダリティ(共焦点、広視野、B-TIRF)と組み合わせて、小器官の超微細構造、クロマチンやエピジェネティックな組織、ミトコンドリア膜構造などのSMLMアプリケーションに使用することが可能です。