SA160DPおよびSA160DPAは、ブラシ型モータやリアクタンス負荷を駆動するための低コストで完全なHブリッジ、クラスDの「スイッチング」アンプです。これらのフルブリッジ・アンプは、最大80Vの単一電源で動作し、標準モデルのSA160DPでは最大連続10A、AグレードのSA160DPAでは最大連続14Aの出力電流を供給できます。Apex Microtechnology SA60 Hブリッジ・モーター・ドライバの後続製品として、SA160DP/SA160DPAはいずれも、-40℃~+85℃の全動作温度範囲にわたって標準140mΩという非常に低いRDS(ON)で設計されており、その結果、放熱が50%近く減少します。SA160DP/SA160DPAのスイッチング周波数は内部で生成でき、外付けの積分コンデンサを使用して最大125kHzまでプログラム可能です。また、両デバイスとも外部スイッチング信号で最大250kHzまで制御可能です。外部TTL互換PWM信号を使用して、方向と振幅の同時制御が可能です。負荷への電力供給は、標準グレードで97%の出力効率で800W、SA160DPAでは最大1.2kWという驚異的なものです。SA60と同じ12ピンPowerSIPパッケージに収められたSA160DP/SA160DPAは、ドロップインでピン互換の代替品です。
---