リアシャーシに運転席を備えた多関節ローダー
Avant R シリーズは、従来の Avant デザインとはステアリングの点で異なります。R シリーズでは、エンジンの上にあるリアシャーシにオペレータが座るのに対し、他のアーティキュレーテッド Avant モデルではフロントシャーシにオペレータが座るようになっています。
ステアリングシステムを除けば、Rシリーズは他のアバントモデルに限りなく近く、そのデザインは以下のマシンをベースにしています。
- R28 = アバント528
- R35=アバント635
R シリーズと他のアバントモデルシリーズとの共通の特徴は、高いリフト能力、剛性の高いアーティキュレーションジョイント、テレスコピックローダブーム、コンパクトな寸法です。Rシリーズのステアリングシステムの利点は、狭い通路や室内の狭い場所での走行時に最も発揮されます。Rシリーズの旋回半径は他のアバントとほぼ同じですが、旋回時に運転席が車輪の旋回半径を超えないため、狭い場所での旋回が容易になりました。
- リフト容量 900-1050 kg
- リフトの高さ 2.8 m
- エンジン出力 26-37.5馬力
- 走行速度 12-14km/h
- リアシャーシの運転席
- 狭い廊下や出入り口でも曲がりやすい
- 伸縮式ブームを標準装備
伸縮ブーム
アバントローダーは可能な限りコンパクトに作られていますが、リーチやリフトの高さはそれで困ることはありません。
アバンのテレスコピックブームは、非常にコンパクトな機械でありながら、優れたリーチとリフト能力を持っています。テレスコピックブームを格納すると、より重い荷物を持ち上げることができます。ブームを完全に伸ばした状態では、リーチとリフトの高さは他に類を見ません。
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