紫外・可視域(200~1099nm)の校正には、AvaLight-DH-CALが最適です。この光源は、絶対的なスペクトル強度を校正するために、すべてのアバスペック分光器に使用することができます。内蔵ディフューザー、SMAアダプター付きコサイン補正器(CC-VIS/NIR)、ASCII形式の校正ファイルが入ったUSBが付属しています。
校正ファイルは、フルレンジ(200~1099nm)の放射照度校正用と、可視・近赤外域(350~1099nm)の校正用の2種類が付属しています。1つ目のファイルは、重水素電球とハロゲン電球の両方を使用して校正する必要があります。2つ目のファイルは、ハロゲンランプのみで使用します。ハロゲンのみのスペクトルでは、長波長の黒体校正スペクトルがより滑らかになります。
200〜1100nmの範囲でよりバランスのとれたスペクトルを得るためには、AvaLight-DH-BAL-CALをご利用ください。紫外域の校正のみ(200~400nm)の場合は、AvaLight-D-CALが適しています。
校正ファイルは、アプリケーションソフトウェアAvaSoft-IRRADにインポートすることで、強度校正を行い、分光器を分光放射計に変えることができます。
AvaLight-DH-CAL-ISPxxは、これらの校正済み光源の特別バージョンで、AvaSphere-xx-IRRAD積分球を光源に容易に結合できるようになっています。(xxは30、50、80)。AvaLight-DH-CAL、AvaLight-DH-BAL-CAL、AvaLight-D-BAL-CALには電源が付属しています。
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