アバンテスでは、低ノイズ検出器を搭載した冷却型AvaSpec-ULS2048x64TEC-EVOに加え、よりコスト効率の高い非冷却型AvaSpec-ULS2048x64-EVOも提供しています。標準的な2048×64バックシン検出器を搭載したこの分光器は、UVおよびNIRレンジの要求度の低いアプリケーションに最適です。
2秒以下の積分時間を必要とするアプリケーションでは、冷却オプションはしばしば不要です。例えば、この非冷却 AvaSpec-ULS2048x64-EVO は、高い UV 応答と、目的の波長を検出できる 0.9mm の検出器高さにより、世界中のさまざまな DOAS アプリケーションで実績が確立されています。
オプションとして、2次効果を低減するオーダーソーティングフィルタや深紫外測定用のパージポートが用意されています。AvaSpec-ULS2048x64-EVOは、幅広いスリットサイズとグレーティングを備え、SMAまたはFC/PC光ファイバー入口コネクターで構成することが可能です。
AvaSpec-ULS2048x64-EVOは、USB3(USB2の10倍の速度)、ギガビットイーサネット、優れた信号処理を提供するAS-7010電子基板を使用しています。
PCとの接続は、USB3接続またはイーサネットで行い、2ミリ秒ごとにスキャンを行います。AvaSoft-Basicソフトウェア、USBケーブル、豊富なマニュアルを付属しています。
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