アプリケーションによっては、非常に特殊なファイバーやプローブが必要とされます。アバンテスは、25年以上にわたって、ユニークなアプリケーションのためのカスタムプローブを設計してきた経験があります。
アバンテスは、高温(HTX)、高圧(HP)、真空、その他の困難な条件下での光ファイバー設計に大きな専門知識を有しています。 アバンテスの多種多様な標準およびカスタム素材は、お客様の環境の課題に対応できるファイバー・アセンブリを提供するために構成することができます。
以下は、当社の特殊設計の例です。お客様のニーズに合わせて、ぜひご相談ください。
高温用UV/VIS/NIRプローブ(ガス接続付き
ドイツのボーフム大学とオランダのユトレヒト大学から、プロパンの脱水素反応を低圧で高温測定する際に、コークス生成に最適な条件があるとの問題提起がありました。そのため、プローブの先端には毎回コークスが付着しており、1回しか測定できず、その後プローブを交換しなければなりませんでした。
そこでアバンテスは、この高温用プローブを設計しました。700℃以上の高温に耐え、プローブ内にガスを挿入するためのコネクションを備えています。これまで、あるテストでは、550〜600℃の温度で150時間以上連続使用しました。使用したガスは窒素です。その結果、先端はきれいになり、プローブは再利用できるようになり、お客様には大変喜んでいただけました。
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