このワークステーションは、医薬品パックを手作業でシリアル化し、出荷用カートンへ集約することができます。まず、個々の箱にサーマルインクジェットプリンターで注文に関するシリアルデータを印刷し、出荷用ダンボール箱に手作業で入れます。
そして、箱の中身が詰められると同時に、下流の熱転写プリンターでラベルが作成されます。正しい印刷データと印刷品質はカメラシステムで監視されています。
オペレーターは、ラベルを貼る薬剤パックをコンベアベルトの基準端に置きます。プリンターがシリアルデータを印刷すると同時に、統合画像処理システムでそのデータが正しいかどうかがチェックされます。エラーが発生した場合、製品は赤色LEDでマークされた特定の位置で停止します。
出荷箱の中の製品の数、集積レベルの数にもよりますが、1分間に約10~12個の製品がシリアル化されます。
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