Smart Display Linkレシーバに対応した寸法の超コンパクトな筐体を使用したPanel PC 2100は、文字通りどんなアプリケーションにも対応する非常にパワフルなPCシステムです。Automation PC 2100のコントロールキャビネットはミニマムなサイズでありながら完全なPCシステムを備えています。
マルチタッチパネルは革新的なHMIデザインに新たな局面を開きます。アプリケーションで使われる指の動きは非常にたくさんあります。2本の指で拡大・縮小したり、対象を回転させたり、リストをスクロールし、すばやいスワイプで次の画面に切り替えるなど。マルチタッチテクノロジーの主な利点は、オペレーションをいかに直感的にするかというところです。同時に、重要な作業や危険を伴う可能性のある作業に対しては、両手での操作により、効率よく意図しないオペレータのミスを防ぎます。マルチタッチ・ディスプレイはWindows 10 IoT Enterprise 2015 LTSB、Windows Embedded 8.1 Industry Professional、 Windows 7 Professional/Ultimate、Windows Embedded Standard 7 Premiumといったオペレーティング・システムにサポートされています。
Automation Panelの第2世代はB&RのパネルPCデバイスの技術的基盤にもなっています。このモジュラープラットフォーム方式が非常に柔軟性に富んだ製品ポートフォリオへと繋がっています。
コア・コンポーネントはパネル自体であり、モジュラー型のSmart Display Linkレシーバを追加すればAutomation Panelに転換することができます。あるいはSmart Display Link 3を使って設置距離を伸ばし、しかも配線を簡単にするという可能性も広がります。PCユニットを加えれば、同じパネルを本格的なPanel PCに変身させ、処理能力を拡張することも可能です。同じフロントサイド・プラットフォームを使用することで、交換部品用の倉庫スペースを削減できます。Automation PanelとPanel PCを使用したカスタマイズもひとつのベースユニットだけで可能です。