最新のPCコンポーネントを使用したAutomation PC 910は、多年にわたる可用性を保証します。PCインフラストラクチャは処理能力を最大にし、データ処理を最適化するために効率化がはかられています。APC910はインターフェース・モジュールやマス・ストレージ・デバイス(ハードディスク、SSD、CFastカード)といったモジュラー型のアクセサリ・コンポーネントを活用し、在庫管理を非常に容易にしています。時間の経過によって、PCハードウェアに継続的に調整を加える必要もありません。そういった調整は元のPCの値段が安くても、そのメリットがなくなるような金額がかかってしまうことがよくあります。
Automation PC 910では幅広い種類のプロセッサをご利用いただくことができ、非常に複雑なタスクに対しても最大のコンピューティングをご提供します。ベースとなる第6世代Core iシリーズプロセッサは、PCアーキテクチャにおけるトップ・パフォーマンスのベンチマークとなっています。チップサイズは14ナノメートルにまで縮小されました。新しいマイクロアーキテクチャではグラフィックユニットがCPUに直接組み込まれ、旧世代のCore i プロセッサと比べパフォーマンスが飛躍的に向上しました。DirectX 12向けサポートの追加により、グラフィック・パフォーマンスも改善されました。
PCインフラストラクチャの他の部分も処理能力を最大にし、データ処理を最適化するために効率化がはかられています。 例えば、Automation PC 910では以前はコンパクトフラッシュが使われていましたが、現在ではシリアルATAベースのCFastカードに変更されています。 CFastカードを使えばコンパクトフラッシュのフォームファクターとSATAインターフェースを合わせて使うことができます。 同時に、CFastカードは非常に丈夫であるなど、コンパクトフラッシュの長所をすべて持ち合わせています。
Core Duoプロセッサの登場以来、マルチコアはCPUテクノロジーの継続的な開発のための基礎となりました。 シングルコアプロセッサは物理的な限界に達しており、消費電力をかなり上げなければパフォーマンスの向上は望めません。 マルチコアテクノロジーはこの利害の衝突を解決し、エネルギー効率のよさとパフォーマンスの向上を同時に実現できます。 Automation PC 910システムで使われている最新世代のCore i シリーズではハイパフォーマンスなデュアルコア、クァッドコアを豊富な選択肢から選べます。 中には、Core i7を使ってもファンレスで稼動可能な低電力バージョンもあります。