窒化ケイ素製のラジエントヒーターは通常長方形です。金型直径400 mmまでの様々な寸法とバッチサイズが製造可能です。これらのヒーターは、動作範囲が1,000 °Cまでのホットゾーンと、接触部のコールドゾーンを備えています。500 °Cまでの動作範囲には、コールドゾーンのない大型の平面状発熱体を供給できます。セラミック材料の特殊な特性と低質量により、速い加熱速度、均一な温度分布、優れた制御精度が得られます。放射率が高く、熱放射スペクトルが広いセラミック材料は、ほぼ黒色の窒化ケイ素から製造されており、理想的なラジエントヒーターです。1 000 °Cで15 W/cm²の放射出力が得られます。
カスタマイズ設計
自社設計により、サイズ、構成、性能の変更は簡単で便利です。温度測定用の穴を設けることも可能です。複数のラジアントヒーターを組み合わせることで、大面積の加熱が可能です。均一な温度分布や希望の温度領域に到達させるために、投入電力を熱放射に合わせて調整することができます。1,000℃までの高真空または不活性ガス中で動作させるために、専用に作られ、十分にテストされたピンコンタクトを供給することができます。
利点
お客様のメリット
必要な場所に正確に熱を発生させることができます。
加熱速度が速いため、処理時間が短縮され、サイクルタイムの短縮により歩留まりが向上します。
不活性で耐薬品性に優れたセラミック材料により、システムの汚染を防止
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