アプリケーション
アルファスペクトロメーターα12は、アルファ粒子のエネルギーを電気信号に変換し、増幅、ろ過、変換、収集し、さらにスペクトル線の強度を決定するスペクトル処理を行うことを目的としています。ベンチトップ型のαスペクトロメーターα12は、12個の測定チャンバーからなり、最大12サンプルの同時分析が可能です。各チャンバーには、アルファ粒子検出器、圧力センサー、アルファ検出器からの信号を増幅するプリアンプが搭載されています。
特徴
シリコンイオン注入型アルファ粒子検出器により、高精度なアルファ分光が可能です。検出器の薄い入口窓は、アルファ放射性線源の近くに位置していても、良好なエネルギー分解能を提供し、またアルファ粒子の高効率登録を実現します。
コンプリートセット
アルファスペクトロメトリチャンバー12基、プリアンプ、エレクトロニクス、バルブなど
12個のアルファ粒子検出器
データ収集装置およびPCインターフェース装置
内蔵型分光器
真空ポンプ
AlphaPRO解析ソフトウェア
エミュレーションソフト搭載PC
ドキュメンテーションセット
説明
分析ソフトウェアSpectraLineADA(スペクトララインアダ)のパッケージソフトです。
設定した時間でのスペクトル取得の実行
関心領域のマーク付けと選択、および別平面での検査
横軸・縦軸のスケールの拡大・縮小
2つの既知のエネルギーでのスペクトルのエネルギー校正
バックグラウンド控除を行った場合と行わない場合のピークの中心位置と面積の決定
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