医療用フイルム
PVC・PO樹脂を主体とした、安全衛生・薬剤非移行性に配慮したフイルム
絆創膏や経皮吸収薬用の基材として幅広く使用。PVC・PO単層フイルムのほか、PETフイルムとの複層フイルムも展開。軟質性に仕上げることで肌への追従性を高め、PETフイルムとの複層フイルムでは薬剤移行防止機能を付与。また、厚生労働省告示第20号に適合し、安全性にも優れる。
特長
■粘着成分とフイルム組成間の非移行性に優れる。
■粘着層との親和性に優れ、層間剥離の心配がない。
■安全衛生性に優れる。
■食品包装材料の食品衛生法(厚生労働省告示第20号)や日本薬局方一般試験方法(輸液用プラスチック容器試験法)に適合。
■多様な物理的性質、意匠性を有する。
■フイルムの厚さ、硬さ、色調、表面仕上げ等、多様なニーズに自在にお応えすることが可能。
用途
■絆創膏:豊富な色調、表面形状、印刷パターンが可能
■プラスター:粘着剤に適合した配合と優れた皮膚感覚が可能。
■経皮吸収薬:[飲む薬]から[貼る薬]ヘの時代の要望に応え、薬剤適合性、皮膚に貼った時の違和感の無さを実現。
■各種医療用品:固定用粘着シート、粘着包帯、粘着ドレッシング、サージカルテープ等への展開も可能。