モデル SR5716/SR5796 無線張力監視ラチェットタイダウンストラップ(WTM-RTS)は、トラック輸送における貨物の安全性を確保するために、WSN1000無線モニターと連動して無線張力検出・警報システム(WTDAS)を構築するためにBCM SENSORが開発した製品です。
WTM-RTSは、ラチェットフレーム1個、フック付きストラップ2個、ワイヤレスロードピン(WLP)モデル5716/57961個で構成されています。ラチェットのボルトの1つとして機能する5716/5796 WLPは、ストラップが取り付けられたラチェットフレームに固定されています。SR5716/SR5796 WTM-RTSはIP66の保護等級を持ち、雨天時にも使用可能です。
SR5716は軟鋼にニックメッキを施したセンサーを1個、SR5796はステンレス製のセンサーを1個搭載したモデルです。WTM-RTSは、1台のWSN1000モニタに複数台接続することができます。
モニターには16個のLEDが搭載されています。それぞれのLEDはWTM-RTSの状態を3色で表しており、緑はストラップが固定されている状態、赤はストラップが緩んでいる状態、オレンジはエラーの状態を表しています。輸送中に1本のWTM-RTSが緩んだ場合、そのWTM-RTSが状態変化を無線でモニターに伝え、運転室のダッシュボードに固定されたモニターは、対応するLEDを緑色から赤色に変化させてドライバーに警告し、アラームを作動させます。
1つのWTDASの中で、WSN1000モニターは2.4GHzの無線周波数で最大16台のWTM-RTSと通信し、コンピュータは必要ありません。
16台以上のWTM-RTSが必要なお客様には、BCM SENSORがお客様のニーズに合わせてWTDASを開発いたします。
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