ザイリンクス®およびインテル®のFPGA向けEtherCAT IPコアは、EtherCATスレーブ通信機能をFPGA内に実装することを可能にします。FMMUやSYNCマネージャの数、DPRAMのサイズなど、EtherCATの機能を要件に合わせて設定することができます。様々なライセンスバリエーションが提供されています。
マスターの実装では、マスターサンプルコード、EtherCATスレーブスタックコード、EtherCATコンフィグレータを自由に使用できます。後者は、接続されたデバイスのデバイス記述ファイル (ESI - EtherCAT Slave Information) からネットワーク記述ファイル (ENI - EtherCAT Network Information) をエクスポートします。
スレーブデバイスに必要なコンフォーマンステストはEtherCAT Conformance Test Tool (CTT)を使って社内で実施することができます。先進的なFSoEコンフォーマンステストツール(FSoE CTT)はSafety over EtherCAT (FSoE) のスレーブデバイスのコンフォーマンステストに適しています。
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