ビルトインパネルPC CP6600およびCP6606は、制御盤や制御筐体の前面に設置するように設計されており、Windows Embedded Compact 7上で動作するTwinCATオートメーションソフトウェアによるスタンドアロンコントローラやリモートデスクトップディスプレイなど、機械製造やプラントエンジニアリングの様々な用途に使用することが可能です。画面サイズ7インチまたは10.1インチの2種類のタッチスクリーンディスプレイが用意されています。
スケーラブルな性能
どちらのサイズも、ARM Cortex™-A8プロセッサを搭載しています。
高いデータ可用性とデータセキュリティ
CP6600およびCP6606パネルPCは、microSDカードを搭載しているため、回転部品がありません。
24V電源ユニットは両機種に搭載され、オプションで容量性無停電電源装置(1秒UPS)およびフェイルセーフデータストレージ用NOVRAMを搭載することも可能です。
柔軟な拡張オプション
オプションのC9900-G07xプッシュボタンエクステンションは、緊急停止ボタンとシグナルランプ付きプッシュボタンキー3個により、内蔵パネルPCを補完します。
部品へのアクセス性
microSDカードとシステムクロック用リチウム電池は、裏側のコネクタブラケットからアクセス可能です。
EtherCATによる中央制御
Windows Embedded Compact 7上で動作するTwinCATオートメーションソフトウェアと組み合わせて、機械製造やプラントエンジニアリングにおける小型コントローラとして最適なデバイスです。
イーサネットとEtherCATの独立したインターフェイスを持つCP6600およびCP6606パネルPCは、EtherCATコントローラのコンパクトなセントラルユニットとして使用するのに理想的です。
ベッコフインダストリアルPCの優位性
ベッコフは、PCベースのオートメーションのパイオニアです。
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