デジタルマイクロチップ ET1100

ASIC特殊用途用

ET1100 EtherCAT ASICは、EtherCATスレーブを実現するためのコスト効率の高いコンパクトなソリューションを提供します。ハードウェアでEtherCATプロトコルを処理するため、下流のスレーブマイクロコントローラや関連ソフトウェアに依存することなく、高性能とリアルタイム性を保証します。EtherCAT ASICは、デジタルI/O、SPI、8/16ビットµCの3つのプロセスデータインタフェースにより、マイクロコントローラを使用しないシンプルなデジタルモジュールの実現や、独自のプロセッサを搭載したインテリジェントデバイスの開発を可能にします。ASICはEtherCATスレーブの高精度同期 (< 100 ns) を可能にする分散クロックを備えています。電源電圧は3.3Vまたは5Vで、コア電圧2.5Vは内蔵のインフェーズレギュレータで生成するか、直接供給することもできます。ET1100は、あらゆるタイプのEtherCATデバイスのユニバーサルソリューションとして適しています。コンパクトな設計で外付け部品が少ないため、ボード上のスペースは最小限で済みます。 ET1100 ASICハウジング (BGA128) のサイズはわずか10 x 10 mmです。チップは最大4つのEtherCATポートをサポートします。プロセスデータとパラメータデータにアクセスするための8 kBの内部メモリ（DPRAM）は、オプションでパラレルまたはシリアルデータバス経由でアドレス指定できます。また、ASICはコントローラなしで使用することもできます。この場合、最大32個のデジタル信号を直接接続できます。 EtherCATポート数 - 4 (最大4 x MII) FMMU - 8 SYNCマネージャ - 8 DPRAM - 8 kバイト 分散クロック - あり（64ビット） プロセスデータインターフェイス - 32ビットデジタルI/O SPI 8/16ビットµC ハウジング - BGA128、10 x 10 mm