Access Dual Robot System(DRS)は、コンパクトなモジュール方式ながら、高性能・ハイスループットのプラットフォームです。Echoリキッドハンドラーを用いたサンプル管理ワークフロー向けに設計・最適化されています。Echo® 650 シリーズのリキッドハンドラーに対応している唯一のオートメーションプラットフォームであり、アコースティックサンプルチューブからassay-readyプレートを作製することが可能です。業界最先端のデバイスとソフトウエアを、エルゴノミクスデザインおよび環境管理オプションと組み合わせることで、サンプルの保存からアッセイまでを一括で管理できる使いやすいソリューションを提供します。
モジュール方式
アプリケーションのニーズを満たすようシステムのモジュールを構成もしくは再構成できます。最大6つの標準モジュールを取り付け・取り外しでき、Echoシステム、プレート処理デバイス、およびプレートストレージとインテグレーションが可能です。
デバイスへのアクセス
格納式棚、ターンテーブル、および自動ドッキングシステムを搭載しており、スタンドアロン操作やシステムのモジュール構成のメンテナンス時には、各デバイスへ簡単に手が届くように設計されています。自動ドッキングシステムのボタンを押すだけで、進行中の作業を停止することなく一時的にモジュールを取り外すことができます。
サンプル品質の維持
ビルトインの(ドライ)エアー分配システムによって、DMSOの吸湿を防ぎ、サンプルの完全性を維持し、以降のデータ品質を確保しています。ラボのHVACシステムで調整された空気をプラットフォームの各モジュールへと均等に分布・再循環させ、内部を常温かつ乾燥した状態に維持します。