1986年以降、私たちは世界中の検査室/研究室のフローサイトメトリー検査のプロセス最適化を目指し、ツールの自動化、革新化を進めてきました。そして今、 ユーザーによるマニュアル操作を必要とせず、細胞洗浄、赤血球溶解、ドライ試薬または液体試薬による抗体染色までフローサイトメトリーのサンプル調製ワークフローを完全自動化する CellMek SPS を世に送り出すことで、エラーの軽減と柔軟性の大幅な向上を実現しました。
CellMek SPS は、検査室/研究室で行われるフローサイトメトリーのサンプル調製プロセスに存在するムダなマニュアル作業を取り除きます。このシステムを導入することで、検査技師や研究員は単調な作業から解放され、付加価値を生む業務に専念することができ、検査室・研究室運営の効率改善を実現します。
• 自動化による作業効率の向上
• プロセスの標準化とミスの削減
• ユーザー定義プロトコルによる柔軟性の確保
• フルオーディットトレイルが生み出す結果への自信
カスタマイズの柔軟性
• パネルデザイン用ソフトウエア Panel Designer による簡単なプロトコル設計
• アプリケーションごとのバッチ処理が不要なスケジューリング機能
• 溶血処理、洗浄ステップ、分注量など、多様なオプション設定
中断のないサンプル調製ワークフロー
• システム内に設置された洗浄機能で洗浄ステップのカスタマイズが可能
• プレ洗浄およびポスト洗浄をオプション工程として選択可能
• ロッキングとキャップの穴あけはシステムが自動で行うため、手で検体チューブのキャップを開ける手順が不要
結果が得られるまでの時間を最適化
• チューブ専用カセットからシステムへの連続セット/回収
• 並列処理によるスケジューリングとサンプルスループットの最適化
• システムが次の検体を調製中でも、回収用カルーセルを任意のタイミングで回収可能
追跡可能な在庫管理
• 冷蔵機能付きの53ポジションの抗体用カルーセルにより、抗体をシステム内で保管可能
• 当社の革新的なドライ試薬の新形態である DURACartridge を最大12本同時処理可能
• 全ての試薬と消耗品はバーコード管理され、フル監査トレイルで自動追跡