Biomekピペットチップは、Biomek自動ワークステーション(4000、FXP、NXP、i5/i7など)での使用について検証・承認を受けた唯一のチップです。0.5 μLから1 mLまでの分注が可能です。メソッドを開発しやすいよう、Biomekソフトウェアには、各チップに合わせた、色分けされたチップラックアイコン、チップの寸法、分注手法が事前に登録されています。またベックマン・コールター ライフサイエンスから提供するチップは全て、ヒト・マウスDNAフリー、DNase/RNaseフリー、微量金属フリー、パイロジェン/エンドトキシンフリーが確認されており、100%プレミアムグレードのバージンポリプロピレンのみを使用して製造しています。
導電性チップ (Conductive)
導電性チップにより液面検知機能を使用できます。このチップと機能により、事前に液量が不明な場合でも、液面に必要以上にチップを挿入することを避け、正確に分注することが可能です。
フィルター付きチップ (Filter)
フィルター付きチップを選択することにより、コンタミネーションのリスクをさらに低減さることが可能です。
滅菌チップ (Sterility)
滅菌チップはエチレンオキシドガスを使用して滅菌(EOG滅菌)されています。これは放射線滅菌に比べ、核酸を取り扱う実験や、低容量の分注などにおいて優れています。
ワイドボア (Wide bore)
ワイドボアチップはDNAや細胞を取り扱う実験に用いられます。チップの吸引、吐出時に液流速度を低下させ、核酸や細胞などへのストレスを低減します。また、粘性が非常に高い液体を分注する際の詰まり防止にも使用されます。