DIN V VDE V 0126-1-1によると、30kWを超える自家発電システム(CHP、風力発電所、水力発電所、太陽光発電システムなど)から公共の低電圧グリッドに電力を供給する場合、電圧と周波数を監視する必要があります。
三相VMD423シリーズ電圧・周波数モニターは、公共送電網の給電点での電圧と周波数を監視します。中電圧グリッドの給電ポイントでは、電圧トランス(100 V)を使って出力電圧と周波数を測定します。制限値(VDEWガイドライン「中電圧グリッドの自家発電システム」に基づく応答値)に達すると、アラームリレーが80ms以内に作動します。10分間の平均値として測定される過電圧(> U2)により、アラームリレーが切り替わります。
電圧はr.m.s.値として測定されます。さらに、非対称、相不良、相順も監視されます。
VMD423は、多機能な監視タスクに適しており、電力供給会社の要件に適合させることができます。
現在測定されている値は、LCディスプレイに連続的に表示されます。アラームリレーを作動させた測定値は保存されます。起動遅延時間や解除遅延時間を調整できるため、機器固有の起動手順や短時間の電圧変動など、ネットワーク事業者の特定の要件を考慮することができます。
VMD423シリーズは、別途電源が必要ですが、VMD423Hはシステムから電源を供給しています。
- VMD423の電源電圧は別電源
- VMD423Hは監視対象システムから電源を供給
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