天然資源がかなりのスピードで枯渇している今日の世界では、天然資源の賢明な利用と保全が時代の要請であり、「天然資源の保全」が世界的な関心事となっている。現代技術もまた、この戦争に遅れをとってはいない。貴重なエネルギーを節約し、その過程でお金も節約できるよう、技術を向上させる絶え間ない努力がなされている。私たちの努力の成果のひとつが、スクープ制御可変速流体継手の開発です。
産業界では、機械の原動機(モーター)を選択する決め手となるのは、機械を停止状態から始動させるのに必要な力(始動トルクと呼ばれる)であり、これは機械を稼動させ続けるのに必要な力の150%から200%とかなり高い。簡単に言えば、機械の運転を維持するために3kWの電力が必要な場合、同じ機械を停止状態から始動させるためには5~6kWの電力が必要になり、最終的に機械を動かすモーターの定格が決まることになります。
無負荷状態でのモータの状態表示、機械の加速に伴う始動トルクの制御、必要な場合のデクラッチングの継続、必要な場合の無段変速、モータと機械の安全のための負荷制限を伴うマルチドライブシステムでの複数のモータの同期運転...等々。エレコンのスクープ制御可変速フルードカップリングは、このようなご要望にお応えします。
構造と機能
可変速流体カップリングは、サンプとしても機能する固定ハウジング(2 & 3)で構成され、回転マスを完全に支持しカバーします。
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