減衰調整可能なゴムと空気ばねの複合アイソレータFAEBI®-HDは、補強された側壁と2室システムを持つエラストマーメタルボンディングで構成されています。最大限の減衰効果を得るために、エアスプリング内部はエアホースで接続された2つのエアチャンバーに分かれています(荷重と減衰量)。調整可能なスロットルバルブを使用して、外側から望ましい減衰効果になるように流路断面を設定します。シングルチャンバーシステム(FAEBI®)と比較して、著しく高いダンピング効果により、共振の増幅が大幅に減少し、機械の動きは明らかに速くフェードアウトします。また、エネルギー吸収の増大は、製造品や機械・工具の摩耗にも好影響を与えます。
技術データおよびバリエーション
バリエーション選択
最大荷重(静荷重と動荷重の合計)を超えないように、適切なゴム製空気ばねを選択してください。
最適なエレメントを選択するためのお手伝いをさせていただきますので、ご連絡をお願いいたします。
FAEBI®-HDのバリエーションに関する注意事項
機械の下端がゴム製空気ばねの直径(φD)を完全にカバーできない場合は、当社の専用カバーの使用をお勧めします(個々の空気ばねのタイプについては「付属品」の項を参照)。
許容温度範囲:-20 °C~+60 °C
エレメントは、付属のボルトを使用して、機械に設けられた穴に取り付けます。床への固定は通常必要ありません。
ボルトの締め付けは、レンチを使わず、手で行ってください!また、対応するナットは低トルクで締めてください。
機械は膨らんだエレメントの上に置かれ、標準バルブを使って寸法H(=作業高さ)に達するまで段階的に膨らませることができます。
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