音響レベル・体積センサー 3DLS HT

バラ物用RS-485HART

3D HTは、クリンカ、アルミナ、フラックスサンド、フライアッシュなどの測定が困難な固形物を含む貯蔵サイロの在庫レベルを測定し、容積を推定します。3Dレベルスキャナー（別名3Dソリッドスキャナー）のHTバージョンは、製造工程で加熱される材料に使用できるよう、動作温度範囲が180°C（356°F）までとなっています。高温処理は、セメント、アルミニウム、鉱業、電力産業で一般的です。 HTは、粉塵や高湿度の環境下でも、またビン内の材料表面に凹凸があり測定が困難な大型サイロでも性能を発揮します。 音響ベースの技術 3DLevelScannerは音響ベースの技術を採用しています。3つのトランスデューサが極めて低い周波数の音波を材料表面に送り、コオロギの鳴き声のような音を出します。センサーは、表面上の複数のポイントから戻ってくるエコーを受信し、距離測定値に変換します。 ソフトウェアの高度なアルゴリズムにより、各測定値にXYZ座標が割り当てられ、3D画像にマッピングされます。オプションのソフトウェアは、ビン内の材料トポグラフィーのグラフィック表示を生成します。表面のばらつきは体積計算で考慮されます。 3Dスキャナーの特徴は？ 材料表面の複数のポイントを測定 材料表面の3D画像を生成 ボリューム精度はシングルポイント装置を凌駕 最小、最大、平均距離を報告 コーンの上下状態を検出 構造的な損傷を引き起こす可能性のある側壁の盛り上がりを検知 分割されたサイロの地形を測定 複数のスキャナーを使用し、大型ビンの容積を正確に測定