研究所用濃縮器 DryVap®

真空

DryVap® 濃縮システムは、クロマトグラフィー分析前の有機溶媒抽出物の乾燥、蒸発、濃縮を自動化し、かつては手作業であった工程を1つの自動化工程に統合します。DryVap®をBiotage®溶媒回収SVOCシステムと組み合わせると、濃縮プロセス中に溶媒蒸気を最大95 %回収できます。 乾燥と濃縮 DryVap®濃縮システムは、GCおよびGC/MS分析前に有機溶媒抽出物を乾燥・濃縮します。伝統的なKD（Kuderna Danish）法を模倣して設計されたDryVap濃縮システムは、真空、熱、窒素スパージガスを独自に組み合わせて使用し、目的の分析物を保持しながら、抽出物を迅速に蒸発させ、目的の容量まで穏やかに濃縮します。 完全自動化 DryVap®濃縮システムは、製造ラボの速いペースを念頭に置いて設計されています。 一度セットすれば、システムは自動的に蒸発手順を完了し、ラボの人員を他の作業に振り向けることができます。 保存されたプログラムを実行する機能により、化学者の技術に起因する一般的な変動要因が排除され、優れた結果が何度も得られるようになります。 インライン乾燥 DryDisk®-R分離膜を装備した場合、ドライバップ濃縮システムはサンプルの乾燥プロセスを自動化し、手作業による移動の総数と事故の可能性を減らすと同時に、ラボのサンプルスループットを向上させます。 さまざまな溶媒の高速濃縮 ドライバップ濃縮システムは、ほとんどの環境ラボで一般的なさまざまな溶媒を処理できるように設計されています。