HDLSはヘビーデューティースライドを採用し、ATシリーズのベルトで作動させます。幅の狭いユニットと広いユニットがあります。ナローユニットはワイドユニットに比べて背が高いため、剛性が高くなります。ワイドユニットは、モーメント荷重の大きい用途に適しています。出力軸は、ナローユニット、ワイドユニットともに、左、右、両出力軸があります。ギヤボックスは、ユニットに直接連結して供給することもできます。また、ギヤボックスの出力軸を延長して、2系統を並列に駆動することも可能です。HDLSには、オプションでショックアブソーバとラバーバッファが用意されています。
ナローユニット
ナローユニットは、スリムな形状のビームに取り付けられ、その高さによる剛性感を実現しています。左・右・両出力軸とギヤボックスを標準装備しています。ナローユニットは50mm幅のAT20ベルトで駆動されます。ゴム製の緩衝材やショックアブソーバーはオプションです。
ワイドユニット
ワイドユニットは、ワイドプロファイルビームに取り付けられ、Vベアリングを遠くに分散させることにより、モーメント処理能力を高めています。出力軸は左・右・両軸、ギヤボックスを標準装備しています。作動は50mmまたは75mm幅のAT20ベルトで行います。ゴム製の緩衝材とショックアブソーバーはオプションです。
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