持続可能かつバリア性能の高い軟包装を簡単にリサイクルできるように開発および製造する場合、技術面での難しさを克服することが最大の課題です。この傾向は、マルチマテリアルでリサイクルができない包装に置き換わるような最適なバリア性能を備えた新たなソリューションを市場で求められるようになって以降、ますます強くなっています。
oneBARRIERをもとに、BOBSTは設計試験プロジェクトを開始し、業界で実用可能かつリサイクルが容易なモノマテリアルで超高バリア性能/高バリア性能の二重/三重基材をパッケージデザイン業者向けに開発しています。これは、リサイクル不可能な金属化ポリエステルフィルムに置き換わる基材となるものです。業界トップのパートナーと共同でこれまでに開発したBOBSTのoneBARRIER持続可能ソリューション群には、PrimeCycle(EVOHフリーかつトップコートフリーで、透明AlOxベースまたは半透明AluBondベースのフルPE単一基材)やFibreCycle(モノマテリアルかつバリア性能の高い紙ベース構造で、既存のペーパーストリームでリサイクル可能な機能性層でコーティングされた基材)があります。
oneBARRIERソリューションは、BOBSTとそのパートナーが装置を共同で開発・試験した過程で誕生しました。加工業者にとって大いにメリットになるものとして、次のものが挙げられます。
プロセス、マシン、出力が1つのフローにまとまった統合パッケージソリューション
単一のサプライヤーから得られるコーティング・真空メタライジング装置の技術とプロセスの両方に関する知識
様々な種類の素材仕様、コーティング剤、接着剤
全構造(プリコート+メタライゼーション+ポストコート+仕上げのラミネート加工)のバリア性能を保証