マイクロプロセッサー制御のスタッド溶接ユニットPRO-D 1600は、セラミックフェルールまたはシールドガスによるスタッド溶接、およびシールドガス使用または不使用の短時間スタッド溶接用に設計されています。マイクロプロセッサー制御、溶接電流と時間の連続調整、定電流制御により、ユニットの高性能化に伴い、最適な溶接結果と再現性が保証されます。本機は、堅牢な回転式加圧スイッチで簡単に操作でき、すべての機能とパラメータは大型ディスプレイに表示されます。
プリインストールされた溶接プログラムにより、様々な溶接作業に対して適切な調整値を選択することができます。また、ユーザー独自の溶接プログラムを保存することも可能です。本機はモジュラーデザインを採用しているため、お客様独自の機能を選択することができます。オプションの機能はすべて後付けが可能です。
PRO-Dシリーズのスタッド溶接ユニットには溶接パラメーターモニターが標準装備されており、溶接の品質管理を行うことができます。このユニットは、理想的な許容値からの各異常を検出することができます。そのため、溶接監督者とオペレーターは、ブローアウト効果のバランス不足、溶接ガンの傾きなど、溶接作業における欠陥を即座に認識することができます。その結果、生産管理は、ユニットによるすべての溶接の監視と記録、およびその後の目視検査に軽減されます。デフォルトでは、過去10回の溶接のパラメータセットが保存されます。オプションの溶接パラメータメモリは、24500個の溶接を保存でき、USBインターフェースによりPCにデータを転送することができます。
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