位置、力、圧力、または速度制御用サーボ弁
2 ステージ形サーボ弁、機械式または機械/電気式フィードバック付
パイロットステ-ジはノズルフラッパ式の油圧増幅機構
ガスケット取り付け用: ISO 4401 のポート パターン
乾燥した制御モータ、磁気ギャップは油圧油によって汚れない
3 方向仕様として用いることも可能
耐摩耗メカニカルフィードバックエレメント
外部制御、またはアンプ搭載形 (OBE)
バルブおよび搭載アンプは調整および試験済み
流体力の影響を低減したメインスプール
バレル部は耐高温度差、耐高差圧構造
バレル部はすき間シール設計となっており、O リングの磨耗なし
パイロットステージ用内蔵フィルタは外部よりアクセス可能
形式 4WS(E)2EM10-5X のバルブは、電動式 2 ステージ方向制御サーボ弁です。このバルブは、主に位置、力、および速度制御に使用されます。
このバルブは、電気-機械変換器 (トルクモータ) (1)、油圧増幅機構 (ノズルフラッパ) (2)、および機械式にトルクモータにフィードバック接続されるバレル (第 2 ステージ) 内のメインスプール (3) で構成されます。
トルクモータのコイル (4) に電気信号を入力すると、トルクモータのアマーチャ (5) に作用する力が発生し、トルクチューブ (6) に伝達され、トルクが発生します。これにより、ボルトによってトルクチューブ (6) につながれているフラッパ (7) が 2 つの制御ノズル (8) 間の中立位置から移動し、メインスプールの前面に差圧が生じます。この差圧によってメインスプールの位置が変化し、その結果、圧力ポートが制御ポートに接続されると共に、他の制御ポートがタンクポートに接続されます。
メインスプールは、スプリング (9) によってフラッパまたはトルクモーターに接続されています (機械的フィードバック)。メインスプールの位置は、フィードバックスプリングのフィードバックトルクとトルクモータの電磁トルクの力が釣り合い、スプール両端の差圧がゼロになるまで、変化します。
メインスプールのストローク、すなわちサーボ弁の流量は、電気入力信号に比例して制御されます。流量は弁差圧によって異なりますので、ご注意ください。
別置きアンプ、形式 4WS2EM10-5X/... (別手配)
別置き (サーボアンプ) はアナログ入力信号(指令信号)により、サーボ弁を流量調整動作となるようサーボ弁駆動電流を出力します。
内部アンプ、形式 4WSE2EM10-5X/... および 4WSE2ED10-5X/...
アナログ入力信号の増幅に、このバルブ型式に調整された専用アンプ (10) が搭載されます。それらは、トルクモーターのカバーに取り付けられます。バルブの中立点は、搭載ポテン